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短距離無線機器(SRD)の認証要否 - ベトナム -

更新日:5月16日

「Bluetooth デバイスは認証の対象外ですか?」という質問をよくいただきます。ここでは、短距離無線機器(SRD:Short Range Devices)のベトナムの認証要否について解説します。


型式認証・適合宣言の対象外となる要件

Circular 02/2024/TT-BTTTT の付則のIとIIの備考に、短距離無線装置で型式認証および適合宣言の対象とならない装置が以下ように説明されています。


  • 無線受信機のみの機器

  • EIRPが60mW未満の 2.4GHz帯ブロードバンドデータ伝送機器

  • EIRPが60mW未満の 5GHz 帯域無線アクセス機器

ただし、Circular 08/2021/TT-BTTTTで規定された周波数範囲、運用および技術要件に従っていること。


対象外となる装置の例


  • SRDの受信専用装置

  • 2.4GHz帯のWiFiルーター(60mW未満)

  • 5GHz帯のWiFiルーター(60mW未満)

  • Bluetooth(60mW未満)

  • 2.4GHz帯のZigbee(60mW未満)


よくある誤解と注意点

以下の点に注意してください。

誤解

実際の運用

出力が60mW未満なら認証は不要

周波数帯や変調方式などの全体条件が重要

2.4GHz帯なら必ず免除対象になる

バンド内でも用途・出力・帯域幅により異なる

技適マーク付きならベトナムでもOK

技適とベトナムのQCVN規格は別基準である

お問い合わせ・ご相談

ACTIVIO では、ICT認証に関する以下のサポートを行っています。気軽にご相談ください。

  • ICT認証の申請代行

  • 現地試験場の手配と試験レポートの取得

  • 試験用装置の輸出入代行


※ Circular No. 02/2024/TT-BTTTTの原文



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