2G/3G専用装置の新規認証停止と輸入禁止について - タイ-
- Fumito Morishima
- 7月30日
- 読了時間: 2分
タイ国家放送通信委員会(NBTC)は、2Gおよび3G専用通信機器の段階的な廃止に向けて、輸入制限と停波の方針を発表しました。本記事では、2G/3G専用装置の認証可否、輸入制限、停波スケジュールについて説明します。
新規認証の停止
NBTCは、2025年4月開催の第11回委員会において、2Gおよび3G専用装置の新規認証を認めない方針を決定しました。これにより、2025年7月現在、2G/3G専用端末に対して新規で認証を取得することはできません。
ただし、4G/5Gに対応したマルチモード端末であれば、現在も認証が可能です。
輸入の禁止
NBTCは2024年6月に、2G/3G専用装置の輸入禁止措置を明文化しました。2025年7月1日以降は、2G/3G専用装置の輸入が原則禁止されています。
停波スケジュール
NBTCは、以下のように2G/3Gの停波スケジュールを発表しました:
通信方式 | 廃止予定時期 | 備考 |
---|---|---|
2G | 2026年末を目処 | 各通信事業者と連携し段階的に終了予定 |
3G | 2028年末までに廃止 | 利用者数の減少に伴い順次終了予定 |
なお、正確な停波日程については、各通信キャリアとの今後の調整を通じて正式発表する見込みです。
お問い合わせ・ご相談
ACTIVIO では、NBTC認証に関する以下のサポートを行っています:
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タイ現地代理人の手配
関連ライセンスの申請代行
第11回委員会 会議内容
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