IoT向けに920MHz帯を免許不要で解放する方向 – タイ –
- Fumito Morishima
- 2020年4月23日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年12月28日
バンコクポストによると、タイのNBTC(National Broadcasting and Telecommunications Commission)は、IoTプラットフォーム向けに920MHz帯の無線通信を免許不要で利用可能にする方針を検討しており、2017年6月に正式発表を予定しています。
期待される技術の普及
LPWA技術の世界的な広がりに伴い、以下の技術が920MHz帯で利用可能になります。
LoRa
Sigfox
ヨーロッパで実績のあるエネルギーハーベスティング無線技術「EnOcean」
日本のスマートメーターで使われる「Wi-SUN」
これにより、タイ国内でのIoTの普及が一層加速することが期待されています。
製造業への影響
日本で積極的に進められている920MHz無線通信を活用した製造業向けIoTソリューションが、多くの日系工場が稼働しているタイでもそのまま利用可能となります。このため、タイにおける製造業のIoT化も大きく進展すると予測されています。
参考記事
関連 : タイの電波法とNBTC無線認証の取得




