NBTC無線機器認証の申請者ですが、装置の分類によってその要件が異なります。
Class A および Class B の場合
NBTCのサプライヤーコードをもつ事業者のみが無線機器認証の申請を行う事ができます。認証されるとNBTCに認証機器が登録されて番号が発行されます。登録された装置は、サプライヤーコードと必要なライセンスを持つ事業者であれば、申請者でなくても輸入が可能です。
製品に貼り付けるNBTCラベルには「認証番号 + サプライヤコード」 が記載され、どのサプライヤが手配した装置なのかを特定できるようにしています。
参照 : 無線装置をあつかうための各種ライセンス
Class C の場合
NBTCのサプライヤーコードを持たなくても無線機器認証の申請が可能で、無線機器が認証されるとNBTCに機器が登録されて認証番号が発行されます。しかし製品を輸入できるのは申請者のみです。その製品を輸入したい別の業者は、別途申請を行う必要があります。a
SDoC の場合
NBTCのサプライヤーコードを持たなくても無線機器認証の申請が可能で、申請が通ると申請書にNBTCのサインとスタンプが入ります。申請した製品を輸入できるのは申請者のみです。その製品を輸入したい別の業者は、別途申請を行う必要があります。
同じ装置でも輸入業者ごとにラベルが異なったり申請が必要というのは、例えばシンガポールでも同様の規則となっていて、責任の所在を明確にするための方策と考えられます。
関連 : タイの電波法とNBTC無線認証の取得
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