タイで利用する無線機器のうち Class A, Class B に相当する機器には、NBTCラベルを貼り付ける必要があります。
製造過程において、自社でラベルを作成して貼り付ける事も可能ですが、NBTCへの許可申請や報告義務、費用の支払いがあるので、通常は輸入後にNBTCからラベルを購入して貼り付けます。
NBTCへの依頼の流れですが、まず輸入を行って通関処理を済ませ、その際に発行される書類を元にNBTCに発行依頼を行います。この際、発行依頼が可能なNBTCラベルの枚数は、通関した台数分だけです。
発行依頼を行なえるのは、サプライヤコードをもっている輸入会社になり、NBTCラベルにその会社のサプライヤコードが印刷されます。サプライヤコードとなるのは、Class A, Class B それぞれ、以下のNBTCラベル画像の XXXX の部分です。
発行費用は1枚数バーツ程度です。ラベルを入手したら、輸入した製品に貼り付けます。
なお、サプライヤコードを持つ会社は、定期的に Class A, Class Bに該当する機器の取り扱い数をNBTCに報告する義務があるので注意して下さい。
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